黄金色の稲穂が特徴の「女神のほほえみ」の収穫祭が9月17日、初めて稲が発見された愛知県豊橋市の田んぼで行われました。春の田植えイベントに参加した方々で植えた苗は、主催者である「女神のほほえみ生産者の会(事務局:東三河食糧株式会社)」の協力により、立派な稲に生長!当日は、晴天の中、風に波打つ黄金色の田んぼが多くの親子連れを出迎えました。参加者は、稲刈りを楽しんだほか、新米で作ったおにぎりを食べ、収穫の喜びを皆で分かち合いました。

みんな夢中の稲刈り
生育中の稲穂(8月10日撮影)
稲刈りイベントが始まります

  収穫祭では、主催者から「女神のほほえみ」の特徴として、生育中に稲穂の先端が遠くから見ると銀色に輝いて見えることや、収穫期になると田んぼが黄金色へ変化する様子等、他の稲には見られないことが紹介されたほか、稲刈りで使用する鎌の使い方や稲の束ね方の説明がありました。その後、参加者は、黄金色に実った田んぼに入り、手刈りに挑戦。時折、姿を見せるカエルや昆虫に歓声をあげながら、自分達が春に植えた稲を夢中で刈取っていました。
 また、生産者は、実際の刈取りとして、大型コンバインが稲を軽快に刈り取っていく様子を披露しました。子供たちは、目の前の大型コンバインの迫力に驚きつつも刈取りの様子に興味津々。刈取り後は、子どもたちをコンバインに乗せて記念撮影をしました。刈取った稲は、1週間ほど天日干しし、脱穀・精米した後、参加者へ送られます。収穫祭に参加した子どもたちは、「暑かったけど楽しかった。届いたお米を食べるのが楽しみ」と笑顔で話してくれました。
 昼食は、参加者全員に新米の女神のほほえみで作った「おにぎり」が配られました。「稲刈りは暑くて大変だったけど、その分、ご飯がおいしく感じた」とみな笑顔で、出来秋の味覚を満喫した様子でした。主催者は「このイベントで、地元のお米はおいしいことを知ってもらうきっかけになれば」と話してくれました。

それは奇跡的な発見から
 
「女神のほほえみ」発見者の河合晃さん


 「女神のほほえみ」は、平成24年の夏、米農家の河合晃(あきら)さんが、いつもの稲穂のなかにキラリと銀色に輝き、他とは違う6本の稲を発見しことがきっかけで、平成30年1月に品種登録されたばかりのお米です。長い稲ヒゲが特徴で、米粒は、普通より1.5倍ほど大きいうえ、食感がよく、冷めてもおいしく食べられます。現在、豊橋市など東三河の農家8軒で栽培されており、30年産は約144トンの収穫を見込んでいます。
 

 この品種を初めて発見した河合晃さんは、「甘味があり、粒が大きく香りもあります。ぜひ、皆様に食べてほしい」と、多くの参加者と一緒に汗をかきながら笑顔で答えてくれました。名前の由来については、作る人、食べる人、かかわる人、全ての幸運を願って「女神のほほえみ」と名付けられました。そのため、種もみは、毎年“ご祈祷”行っているそうです。

大はしゃぎで刈り取り
最後はコンバインで刈り取り
長い稲ひげ(8月10日撮影)

発見者の河合晃さんから、特別に「ごはん彩々」に向けて動画メッセージをいただきました

 ※本記事は2019年9月11日に「知る」から移設・公開しました。

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