福島県は、多種多様な米の産地を誇る東北地方の中で最も南に位置し、「東北の米どころ」と呼ばれるほど稲作が盛んに行われている県です。生産量の多い代表的な品種は「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」ですが、福島県の気候に合わせた県のオリジナルブランド米「天のつぶ」や「里山のつぶ」も生産されています。 今回は、そんな福島県のお米の種類や特徴をご紹介します。
福島県のお米の特徴って?
福島県のお米には、どんな特徴があるのでしょうか。まずは栽培環境や県オリジナルブランドをご紹介します。
米どころ・福島
福島県は東北地方の南部に位置しており、気候風土が豊かで作付面積・生産量ともに全国第6位を誇る、日本屈指の米どころです。お米が大きく育つ7月中旬から9月中旬まで、日中の気温が高く夜間は低いという特徴があり、日較差 (1日の寒暖差)の大きい気候が美味しいお米を作ります。 さらに、福島県は山脈の尾根を境界とし、3つの地域に分けられます。

・太平洋沿岸部と阿武隈高地に挟まれた「浜通り地方」
・奥羽山脈と阿武隈高地に挟まれた「中通り地方」
・新潟県と隣接する越後山脈と奥羽山脈に挟まれた「会津地方」

どの地域も特色のあるお米を作っているのですが、会津地方は新潟県の魚沼地区と隣接していて、美味しいお米が育つ条件が揃っています。そのためか、会津地方で作られるコシヒカリ、ひとめぼれは、日本穀物検定協会「米の食味ランキング」で、最高級のブランド米である「魚沼産コシヒカリ」と同じ最高評価の「特Aランク」を数多く獲得 。他の地域でも「特A」ランクの常連は多く、「中通産ひとめぼれ」なども有名です。
福島オリジナルブランド「ふくみらい」

県オリジナル品種として最初に生み出されたのは、平成13年の「ふくみらい」です。「ふくみらい」は耐病性、耐倒伏性、耐冷性に優れた品種で収量も多かったのですが、実際に収穫してみると、かため に炊きあがる炊飯特性への理解が十分でなかったこともあり、その食味の評価は芳しいとは言えませんでした。そのため、粒がしっかりしたかためのごはんが好きな方におすすめの品種です。
福島オリジナルブランド「天のつぶ」
平成7年から15年の歳月をかけて育種された「天のつぶ」は、平成13〜17年に農業試験場で奨励品種決定基本調査及び現地調査が行われ、良食味で品質が安定しているとの評価を得ました。実際に収穫・炊飯して繰り返し食味官能試験などが行われ、最終的に平成22年から浜通りを中心に作付けを開始したのです。

ところが、翌年の平成23年には東日本大震災と原発事故が発生し、安全性が確認され作付け可能と指示が出た地域のお米でも、風評被害と戦い続ける日々が続きました。これに対し、福島県では県内で生産されたすべての米に対して放射性物質濃度を検査する「全量全袋検査」を実施し、安全性が確認されたものだけを流通させる対策を行うことで、お米の安心・安全を保ちました。

全量検査はその後も続けられていましたが、平成27年から5年間続けて基準値を超えたものがなかったため、一部の地域を除き 令和2年産からはサンプリング検査に移行しました。福島県では、現在もなお安心・安全なお米を提供する努力が続けられています。
福島オリジナルブランド「里山のつぶ」
さらに、福島県では「天のつぶ」と並行して「里山のつぶ」を11年かけて開発しました。平成29年から、標高300m以上の中山間地域に限定して一般栽培を開始しています。

福島県では、上記2種のオリジナルブランド米をやがてはコシヒカリを超える主力米にと推進しているほか、令和3年には「福、笑い」が新しく登場 しました。ぜひ、個性豊かな福島県のオリジナルブランド米を味わってみてください。
ごはん彩々おすすめ、福島のお米6選
ごはん彩々では、福島県のオリジナルブランド米のほか、美味しさで知られる福島県産のコシヒカリやひとめぼれを取り扱っています。
天のつぶ
福島県オリジナルブランド米「天のつぶ」は、穂が出るとき天に向かって真っ直ぐ伸びる稲の力強さと、天の恵みを受けて豊かに実る一粒ひと粒のお米をイメージして命名されました。名前のとおり粒が揃って美しく、食べ応えのあるしっかりとした食感と、コシヒカリやひとめぼれにも負けない美味しさが特徴。あっさりしていて炊き立てはもちろん、冷めても美味しいので、丼ごはんやお弁当にもおすすめです。

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里山のつぶ
福島県が誇る冷涼かつ水のきれいな里山で広く栽培されるお米になってほしい、という願いから名付けられた「里山のつぶ」。やはり名前どおり米粒の一つひとつが大きく、噛むごとにお米一粒ひとつぶの味わいと美味しさが実感できるだけでなく、適度な粘りが冷めても美味しさを保ちます。薄味でお米そのものの味を主張しないので、どんなおかずにも合わせられるオールラウンダーとして活躍してくれるでしょう

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Iwaki Laiki
いわき市が誇るコシヒカリのブランド米で、いわき市が「東北のハワイ」とも呼ばれることから、フラガールと共に立ち上げられたお米です。「ライキ」とはハワイの言葉で「神聖な食べ物である米」を意味します。少しさっぱりとして食べやすいコシヒカリなので、家族の誰もが美味しく食べられるでしょう。

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会津産コシヒカリ
会津産のコシヒカリは、一口で言えば「上品」。コシヒカリ特有の旨みが優れているだけでなく、おかずの味をしっかり引き立ててくれます。

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会津産ひとめぼれ
一口食べれば「ひとめぼれ」と言われるお米ですが、米作りに適した会津の気候がその美味しさをさらにぐっと引き出しました。味・香りもよくふっくらと炊き上がり、大粒でもちもちした食感が特長。ツヤと粘りと口当たりのよさに定評があり、炊きたてはもちろんのこと冷めた状態でも美味しいので、お弁当やおにぎりにおすすめです。

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食べ比べセット
福島県オリジナルブランド米「里山のつぶ」と、全国食味ランキングで「特A」評価の常連である会津産コシヒカリ、会津産ひとめぼれの3種類を食べ比べられるセットです。日本最高峰のお米の美味しさと、そのブランド力にも負けない福島県が誇るオリジナルブランド米の美味しさを、ぜひ実際に味わってみてください。

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まとめ
福島県は作付面積・生産量ともに全国第6位を誇る、日本屈指の米どころです。山脈で分けられた3つの地域でそれぞれ特色に合わせたお米が作られ、「米の食味ランキング」で最高評価の「特Aランク」も数多く獲得しています。そんな福島県が誇るオリジナルブランド米も、ぜひ食べ比べてみてください。

◆福島米の産地取材などの記事はこちら

(ごはん彩々・おいしいごはん研究チーム)
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