普段食べているお米(うるち米)ともち米はどこが違いますか?
Q.普段食べているお米(うるち米)ともち米はどこが違いますか?
 
A.「うるち米」と「もち米」の両者の違いは、でんぷんの性質の違いにあります。

お米は、うるち米ともち米に分けられます。
私達が毎日食べているお米は、「うるち米」で、お正月のおもちなどにして食べるのが「もち米」です。
さて、「うるち米」と「もち米」の両者の違いは、でんぷんの性質の違いにあります。
このでんぷんは、「アミロース」と「アミロペクチン」で構成されています。
アミロースは硬さを作り、アミロペクチンは粘りを作ります。
うるち米はアミロースが15~35%、アミロペクチンが65~85%の含有量に対して、もち米はアミロペクチン100%でアミロースが0%です。
もち米はもちにするだけでなく、赤飯やおこわ、もち米を粉砕した白玉粉から作られる団子など、様々な形となり味わうことができます。