古代米って何ですか?
Q.お米にはどんな種類があるの?
 
A.古代米とは、稲の原種である野生の稲の特徴を受け継いでいる米のことです。
野生の稲の大部分が赤米であることから、赤米は米の原種であると考えられています。

一般的に、古代米は赤米や黒米などの総称として使われます。
赤米の表面には、赤い色素・ポリフェノールの一種であるタンニンが含まれています。
黒米の表面には、紫の色素・アントシアニンが含まれ、それ以外にも白米と比較してビタミン類、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛が多く含まれていることからその栄養価が注目されています。

古代米の利用方法

古代米料理の一番簡単な方法は、白米に混ぜて炊くことです。

  • 白米2~3合に対して大さじ1杯が目安。
  • 黒米は研がずに軽く洗う程度。
  • 水加減は古代米の分は気にせず、いつも通りで大丈夫。

炊きあがりは、黒米の場合はお赤飯のような色鮮やかなごはんになり、赤米はきれいなピンク色に炊き上がります。
もち米のような粘りがあり、食感も楽しめます