「3・1・2弁当箱法」って何ですか?
Q.「3・1・2弁当箱法」って何ですか?
 
A.「3・1・2弁当箱法」とは、弁当箱を物差しにして、1食分の“適量”と“栄養バランス”を弁当箱の容積比(表面からみると面積比)でチェックする食事法のことです。

次の「5つのルール」を守るだけで、面倒な栄養計算をしなくても、適量で栄養バランスの良い1食にすることができます。
ルール1.食べる人にとって、ぴったりサイズの弁当箱を選ぶ
ルール2.料理が動かないようにしっかりつめる
ルール3.主食3・主菜1・副菜2の割合に料理をつめる
ルール4.同じ調理法の料理(特に油脂を多く使った料理)は1品だけ
ルール5.全体をおいしそう!に仕上げる

主食3:主菜1:副菜2の表面積比に


弁当箱のサイズ、容量(ml)は、1食に必要なエネルキー量(kcal)とほぼ同値となるため、例えば、600kcal必要なら、600mlの弁当箱を選ぶことになります。特に、弁当箱のサイズ選びは、お弁当を食べる人の個々人にあわせた1食に必要なエネルギー量で決まるので重要です。
 弁当箱の選び方は、年齢、性別、活動量に合わせて決めます。特に、身長が平均より高い人、営業で様々な場所に歩いて移動する人や工事現場で働いている人など、活動量が多い人はプラス100ml。反対に身長が低い人、部屋からほとんど出ないで仕事をしているといった活動量が少ない人はマイナス100mlを目安にサイズを調整してみるとよいでしょう。

 

(参考資料:NPO食生態学実践フォーラムHP「3・1・2弁当箱法」)