初午の日に、いなり寿司を食べるって聞いたことがありますが?
Q.初午の日に、いなり寿司を食べるって聞いたことがありますが?
 
A. 初午(はつうま)2月最初の午の日のに、稲荷神の祭礼が行なわれたことからです。。

 順を追って説明しましょう。まず、稲荷神社は稲荷神を祀る神社です。そして、稲荷神は山城国稲荷山(伊奈利山)、現在の京都の伏見稲荷大社に鎮座する神で、稲荷大明神、お稲荷様、お稲荷さんとも呼ばれています。
 さて、初午(はつうま)とは、2月最初の午の日のこと。この日は、五穀をつかさどる農業神の宇迦之御魂(うかのみたま)が、伊奈利山に降臨した日と伝わっています。全国各地の稲荷神社は、伏見稲荷大社の神様を分祀していますので、この日に稲荷神の祭礼が行なわれ、豊作、商売繁盛、開運、家内安全を祈願します。
 日本人は、古来より狐を神聖なものとして考えられており、神の使いとして稲荷神社では狐が祀られています。そして、この神の使いである狐の好物が油揚げと考えられており(実際によく食べる)、油揚げをお供えしています。そこから、油揚げを使った料理を「稲荷」、油揚げの中に酢飯を入れたものを「いなり寿司」と呼ぶようになり、初午の日にいなり寿司を食べる習慣ができました。




「いなり寿司」は東西で呼び方や形状が違う。
(呼び方)
東日本では「いなり寿司」、西日本では「お稲荷さん」と呼ぶ傾向が強い。
(形状)
東日本では、米俵に見立てた俵型だが、西日本では、狐の耳に見立てた三角形が主流。