お米の保存方法は?
Q.湿気の多い梅雨、そして暑い夏を迎える季節などでは、お米はどのように保存したらいいでしょう?
 
A.お米の保存の基本は、密閉容器に入れて、比較的涼しい場所を選び、湿度が低く、直射日光が当たらないところに保存することです。
 

お米にとって、高温多湿は大敵。お米に付く虫は20℃以上で多湿(湿度60%以上)という条件が揃うと発生する可能性がグーンと上がるといわれています。また、台所の流しなど特に湿気の多い場所で保管すると、お米が湿気を吸ってしまい、カビ発生の原因にもなりかねません。
 お米の保存の基本は、密閉容器に入れて、比較的涼しい場所を選び、湿度が低く、直射日光が当たらないところが適しています。また、貯蔵する温度を10℃以下に下げると、米の酸化速度を遅らせることができるので、特に梅雨時期や夏場は、冷蔵庫がお薦めです。ただしこの場合でも、古いお米は完全に使い切り、一度米びつを掃除してから新しいお米を入れる気遣いも大事。そうしないと、劣化を早めたり、虫が湧く原因になります。暑い夏場などは2、3週間くらいで食べきれる量を購入するなどの調整も必要となってきます。
 なお、お米の保存法については「彩々炊飯術」でもより詳しく紹介しております。
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