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食べたいものを食べて、足りない栄養素をプラスが基本!ごはんをモリモリ食べてやせる 伊達式食べ合わせダイエットの秘密

自分がいま何を食べたいか?が分からない。
食欲という本能の衰えが!

 私の提唱する「伊達式食べ合わせダイエット」は、引き算するのではなく、むしろ食べたいものを適量食べた上で、やせるための栄養素をプラスしていくダイエット(食生活の改善)です。栄養素はたった一つだけで働いているわけではありません。三大栄養素+ビタミン、ミネラルなどが絶妙なチームワークで、効率良くエネルギーを作ったり、体調を整えたりしてくれています。

 もちろん好きなものを食べているだけでは、それらの絶妙なチームワークは生まれません。そこで、足りない栄養素を補う食べものを増やすことで、摂り過ぎていたものをトコロテン式に押し出し、栄養のバランスを整えることが、「食べ合わせ」の根本的な考え方になります。

 ここで重要なのが、食べたくないものは絶対に口にしないということ。しかし最近は、「自分が本当に食べたいものは何か?」が分からない日本人が増えているため、当然、食べたくないものが何かも分からないという人も増えているのです。

 その理由には、いくつかのパターンがあります。一つはダイエットや健康を意識し過ぎて、好きなものより「太りにくいもの」「健康にいいもの」を優先して食べる習慣がついてしまったというパターン。もう一つは、忙しくてゆっくり食べる時間がないため、とりあえず満腹感を得られるものを何となく食べるという食生活を送っているうちに、食に対する関心が失われてしまったというパターンです。

 いずれにしろ、「食べたいものが分からない」というのは、人間の三大欲求の一つである「食欲」という本能が衰えている証拠です。

 食欲は、空腹感を満たしたい時にだけ湧き上ってくるものではありません。例えば身体が疲れていれば酸っぱいもの、脳や心が疲れていれば甘いもの、体内に余分な毒素が溜まっていれば苦いものをと、その時々に心身が必要としているものを無性に食べたくなるのが、人間本来の姿です。そして、もしその本能が正常に機能していれば、食欲のおもむくままに食べていても、むやみに太ったり、体調を崩したりすることはないはず。

 まずは、この本能を取り戻す意味でも、自分の身体と心に「なにがいま食べたい?」と問いかけ、その時に食べたいものを食べるようにしましょう。「太るから!」などと気にかける必要はありません。

 この「いま食べたいものは何か?」というベースがなければ、不足している栄養素を補うためのプラスαを何にするか? という足し算もできないのですから。

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食べ合わせでやせるのは、まるでテトリスのよう。ラーメンを食べた場合、チャーシューなどを足すとブロック全体を消せる(やせられる)「大盛りご飯を食べてもやせる技術(池田書店):より」

お米を一粒も食べなくてもやせなかったのに、
しっかり食べるようになったら体重が減った

 ダイエットの目的である、やせる=体脂肪を減らすという活動は、たくさんの熱量(エネルギー)を必要とする力仕事です。しかし一般的には、「摂取カロリーを減らせば、やせられる」といわれ、低カロリー食品がもてはやされています。実は、これが誤解や間違いのもと。

 低カロリー食品は、ある意味「熱をあまり作れない食品」なのです。そもそもカロリーとは、熱量(エネルギー)の単位。低カロリーなものだけを選んで食べたり、摂取カロリーを減らすことばかりを意識していると、それに合わせて消費カロリーを少なくするように身体が反応して、体脂肪を燃やしにくい身体になってしまいます。また、熱があまり作れないのですから、身体がドンドン冷えて、コリやムクミ、頭痛、生理痛、腰痛などの不調にもつながります。

 そして摂取カロリーが少ない状態が続くと、脳は飢餓状態だと判断し、「エネルギー不足で生きていけなくなるぞ!」と節約モードに。消費するカロリーをさらに減らしてしまいます。つまり体脂肪が燃えにくく、蓄積されやすい状態に切り替わります。まさにこれが、「食べていないのに太る」という状態なのです。

 実は私自身このことを、身を持って体験しました。

 10代前半から30代にかけて、太っていた私は、カロリー制限を極め、1日500kcalくらいしか食べない生活を送っていました。油と炭水化物を極端に減らし、お米を一粒も口にしない時期も15年以上あります。そこまで糖質や脂質を制限しても、まったくやせなくなりましたし、ちょっと食べればすぐ太るという最悪の体質になってしまいました。

 「カロリーを減らせばやせる」と信じ、カロリー計算も油抜き炭水化物抜きのメニューも完璧だった私は、「もうどうしたらいいのかわからない」という地獄のような日々でした。いま思えば、炭水化物を抜き、摂取カロリーを極端に減らしていた当時の私は、結局、知らず知らずのうちに、もっとも太りやすい身体を自ら作ってしまったのです。

 そして遂に、糖質・脂質を減らすことに限界を感じ、ダイエットだけでなく、すべて嫌になり「食べたいだけ食べて死んでやる!」とまで思ったものです。そこでまず口にしたのが、大盛りごはんとハンバーグ。まさに食欲という本能が解放された瞬間。その美味しさに、思わず涙がこぼれるほどでした。

* 食べたいものを食べたいときに食べるようになっていくと、あれほど停滞していた体重も減り始め、身体も少しずつ引き締まっていきました。それ以降、栄養学をさらに学び、「足りないもの(栄養素)をプラスしなければやせない」ということに気がついたのです。そしてしっかり食べるプラス栄養の食生活を実践することで、太りにくく、引き締まった身体を手にいれることができました。私自身がまず、伊達式食べ合わせダイエットの実践者なのです。*

伊達式ダイエットレシピ①見た目あっさりでも、ガッツリ燃焼系。
牛肉と酢飯で内臓から温める!

牛肉のロール寿司

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