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タレかつ丼

メイン料理写真
画像提供:とんかつ政ちゃん
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タレかつ丼は、いつ生まれたの?

とんかつ太郎の昔の写真

初代店主・小松道太郎氏の写真タレかつ丼の発祥は、昭和初期(6~7年)まで話がさかのぼる。

「とんかつ太郎」の初代店主・小松道太郎氏が、新潟の繁華街・古町エリアの西堀界隈の屋台で、カツレツ丼を出したことに始まるとされる。道太郎氏はフレンチ出身。肉の旨みを引き立てるフレンチの命ともいえる絶品ソース(タレ)ができたので、当時はモダンな洋食だったカツレツを、そのソースにくぐらせ、ごはんにポンと乗せて提供。それだけで美味かったので、あえて卵でとじる必要もなかったのである。これが今のタレかつ丼の元祖というわけだ。

その後、「とんかつ太郎」で修業した料理人が店を開いたり、周辺の店でもタレかつ丼を出したりするようになり、長い間多くの人に愛される、新潟市の定番のかつ丼となっていったのだ。

※休日等の情報は平成29年12月1日現在のものです。

協力:新潟タレかつ部ブログ 
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